常に本質を考えながら
サイン(看板)は空間の目的や意識を可視化するものであると言えます。
例えば公園への誘導案内板があるとします。
すると空間に「公園」というものが存在することを意識させることができます。
「SALE」や「新装開店」など普段よく目にする表示も同じようなことが言えます。
また、デザインや質にこだわった看板が受け手の嗜好にあえば好奇心をそそられるものになるでしょう。
このようにサインは常に誰かに喚起を促す媒体であり、
その喚起には必ずクライアント側の意向があります。
私達はその意向を十分尊重しながらプロとしての視点で、
よりよいものを提供していきたいと常に考えております。
デジタルと感性の融合を目指して
デジタル文化の進化によりこの業界は大きな影響を受けました。
それまで手書きで製作されていた看板はパソコンの普及で様々な表現が可能となり、極めて自然な流れで私達もデジタル化へと移行されていきました。
しかし企画やデザインなど感性が求められる工程や特殊な製作物などでは「手」と「脳」による作業が非常に大切だと考えています。
私達はそれぞれの良さを十分活かして、決してひとりよがりでない、何がその目的を達成するためのベストとなるかを常に探求しています。
「本質を捉えた良い物」をこだわって作っていきたいと考えています。
ラフスケッチを何度も繰り替えしデザインのアイデアを絞り出す。スピード、数においてパソコンの作業を圧倒する。「感性」は手が生み出す。